クリスマスの大失敗
今日は、クリスマスでした。うちのボーイズ(旦那くんと、息子)は二人ともカトリックなので我が家のクリスマスは、真剣勝負です。
クリスマス前になると、息子の学校(カソリックスクール)では、クリスマスの劇をするのですが、今年はコロナによりビデオのリンクが両親にメールで送られてきました。そして、毎日のように子供の作ったクリスマスの工作が学校から送られてきます。クリスマスのイブは深夜12時ののミサに毎年行っていたのですが、今年はコロナでミサがオンラインになり、家で見られるそうで、カソリックでもクリスチャンでもない私は、眠くって、寒い思いをしないですむとちょっとうれしかったんですが、24日の夕方にすでに失敗のループが始まっていました。
失敗その1
24日、忙しさのあまり息子の昼寝を忘れる。
これにより息子があまりにも機嫌が悪いので8時前にそうそうにベットに送りました。ここからが失敗のサイクルの始まり始まり。
失敗その2
なんと、息子と寝落ちしてしまう。😱😱😱
まだプレゼントのラッピングが終わっていなかったのにー そして深夜のミサは夢の中。
まあ、娘と旦那くんにサンタに残しておいたクッキーを食べて、隠してあったサンタからのプレゼントをクリスマスツリーの下に置いておくように指示しておいてよかったです。
失敗その3
ストッキングにプレゼントを入れるのを忘れたー 😱😱😱
信じられないー!朝寝ぼけて、プレゼントを全てツリーの下においてしまった!!!
失敗その4
サンタからのプレゼントの宛先を間違えたー!😱😱😱
大学生のおねーちゃんに息子が欲しがっていた40色のお絵かきカラーペンがサンタから届いてしまった!
失敗その5
朝早く起きてプレゼントを包装しようと思ったら、24日に慌てて買った包装紙が透明だったー! 😱😱😱
だってそれシルバーに見えたんですよー、 苦肉の柵で、母から送られてきた黄色いハトサブレの四角い缶にプレゼントを入れて、リボンをのせましたー
失敗6。朝あまりにもバタバタしてしまったため、息子が朝の5時半に起きてしまう。😱😱😱
ハトサブレの缶を焦ってキッチンの棚から落としてすごい音がしたためだと思われますが、早く寝たのもあったのかな。
興奮して起きてきたのをまだ暗いからと引き止めて無理やりベットに戻らせ二度寝をさせようとしたのですが、興奮状態で一向に眠りません。窓からトナカイとサンタのそりが見てたと喜んでいましたー。
結局みんな息子に8時には起こされてリビングに集合しました。失敗につぐ失敗ばかりでいろいろありましたがなんとか無事にサンタもきてみんな(特に息子は)ハッピーな1日になりました。
この文章を読まれている方々も楽しいクリスマスでありましたように。
Twinkle Twinkle Little Starts キラキラ星の歌
今日は冬休みなのに、朝の5時に目が覚め、朝の抹茶を飲みながら、冬休みの自分の課題である、パソコンを開けてさっさと仕事を始めればいいのに、ロサンゼルスにおすまいの心に響くブログをお書きになる、素敵な早川亜希子さんのブログエントリーを読んでいたら、この記事に遭遇しました。
私の結果はとても興味深いリストになりました。
言語発達をサポートをする時のヒントその2真似(イミテーション)
昨日の続きの、言語発達をサポートするにはどうする?というトピックで、スピーチセラピストのメアリーとミーティングした時に彼女から聞いて興味深かったのは、スピーチセラピーでも子供に真似するイミテーションというスキルを教えるということでした。ABAセラピーでも真似するというスキルを初めの段階で教えます。このイミテーションスキルは子供が学習する上でとても大切なスキルです。
私たちみんなそうですが、特に小さい子供たちは、親や身の回りにいる人を見てその人たちの真似をして、新しい行動、スキルや言葉を自然に学んでいきます。ところが、自閉症や、発達障害のある小さな子供たちは、その大事なイミテーションスキルが欠けている事が多いため、新しいスキルを学ぶ事が難しい要因の一つになります。スピーチセラピストの視点からの真似(イミテーション)のスキルというのは言葉(発音、新しいボキャブラリー、文法、文章の構成)を教える時にこのスキルがないとうまくいかないということでした。それはごもっともと、深く同感しました。
このスピーチセラピーで子供に言葉を真似してリピートさせる事ができる子供は7段階のイミテーションのステップができている子供だとメアリーは言います。第一段階は、ABAセラピーでおなじみの、おもちゃなどを使った行動のコピーから。 そのステップ全てクリアしてやっと、言葉を模倣するという事ができるようになるのです。 まあ言葉の発音のことは口内の舌や筋肉の動きとも関係してくるので一概にイミテーションができるからすぐに発音がはっきりしてくるとは一概には言えませんけれども。
模倣するということは、大人になると個性にかけるということで、あまり良いこととして囚われないですが、このスキルって子供の発達にはとても大切ですね。
明日で仕事は冬休み、コロナであまり街には出ることはありませんが、うちのご近所もクリスマスのデコレーションで華やかになり、家族そして友人からのホリデーカードも続々と届いてもうすっかりクリスマス気分です。
子供の言語発達をサポートをする時のヒント
あと3日で冬休み!今日は来年開けてそうそうにあるペアレントトレーニングの講習会の内容とパワポイントのスライドを作る作業をしました。親御さんへの講習会は毎月一度、一時間ほど、発達障害、言語発達遅滞、ASDや,その他のしょう害のあるお子さんを家庭でどうサポートしたらいろいろな事がもっと一人でできるようになり、楽しく暮らせるかということを目標に、癇癪の対応の仕方と防ぎ方、トイレトレイニングや、最適な学習環境の作り方、子供の学習や遊びのサポートの仕方、などなどいろいろです。 今度は言語発達をサポートする時のヒントというトピックです。
特殊教育の教員の私の仕事は、子供の心理学者(サイコロジスト)、言語聴覚士(スピーチセラピスト)、作業療法士(オキュペーショナルセラピスト通称OT)、理学療法士(フィジカルセラピスト)などをはじめその子供のニーズによってスペシャリストの担当があるので子供のケースマネージャーの私はいろいろなスペシャリストの人々と一緒に仕事ができるという特典があります。
以前は違うもっと大きなカウンティの教育事務所で働いていたのですが、そこで一緒に働いたスクールサイコロジストの人が今の仕事場でコーディネーターとして働くようになり彼女に誘われて今の仕事場に移り、スタッフもみんな仕事に情熱がある上に、とても才能のある人ばかりで(前の仕事場も皆とても素晴らしいスタッフでしたが)とても恵まれた環境にあります。
やはり餅は餅屋に頼むのがいいと言いますが、子供の発達に関しては何人もの専門家が個々に指導するより、皆で情報をシェアして、協力しながら子供を全体てきにサポートするチームアプローチは、とても良い結果が出ます。 英語ではインターディシプリナリー アプローチ、interdisciplinary approachで グーグルトランスレートは学際的なアプローチと言ってっていますが、それではなんのことかわかりませんよね。
今日は、一緒に働いている、スピーチセラピストのメアリーとどんなプレゼンテーションにしようかとミーティングをしました。私は行動分析師(BCBA)としてのトレーニングがあるので言葉発達の支援はどうしてもJF スキナーの言語行動(Berval Behavior)からのアプローチになります。でもやはり言語聴覚士の人と話すと私とは全く違う観点でのアプローチの仕方を教えてくれるので、とても勉強になります。やはり一つよりもより多い観点から全体的にアプローチしていく方が子供はもっと伸びますよね。
長くなりましたので、次回のブログにもう少し言語発達のサポートのことを書きますね。
アドベントカレンダーのリサイクル
今日の土曜日息子が起きるなり、12日!と叫びリビングに走る。
週末の朝、だらだらと遅くまで眠ってノロノロ起きてくる息子の変わりよう、それは、アドベントカレンダー。
毎年この季節になると、トレーダージョーズ(アメリカのスーパー)ではアドベントカレンダーと言ってA4ぐらいの大きさの絵の書いてある平たい箱に25の番号と小さな扉がついていて、それを開けると違う形の小さなチョコレートが入っているものが売り出されます。お値段も1ドルぐらいでうちは毎年子供に買ってあげて、12月になるとそのアドベントカレンダーを使ってクリスマスをカウントダウンします。
毎朝一つずつ開けてどんな形のチョコレートかを確認してから学校にいき学校から帰ってきておやつの時間にそれを食べて良いという約束なのですが、週末は朝食後に食べてもオッケーになっているので、朝の起き方も変わってきます。
今日はドラムだったとか汽車だったとか嬉しそうに教えてくれます。本当に小さなサイズのチョコレート(アポロチョコレートぐらいの大きさ)でそんなに大して特別でもない普通のチョコレートなのにうちの息子12月は、毎日アドベントカレンダーでウキウキしながら暮らしています。
この間、今日はもう10日だけど僕のアドベントはまだまだいっぱいと自慢げにアドベントカレンダーを見せてくれました。そしたら、なんと全ての番号の扉のなかのチョコレートが入っています。えーどうして??って聞いたら、パパと家にあったチョコレートを湯煎で溶かしてドアの中のプラスチックのかたに入れもう一度食べられように作ったと自慢げに話してくれました。
アドベントカレンダーをリサイクルするおそろべき5歳児、彼の思考には本当についていけません。
11月の最後に
今日は11月の最後の日、いつも月曜日は、自宅勤務にしているのですが、サンクスギビングの休暇で一週間仕事が休みだったので、オフィスの観葉植物や外の鉢植えの事が心配だったので、今日はオフィスに行って仕事をしました。
私のオフィスは他に4人のスタッフと部屋を一緒に使っているのですが、他の4人は滅多にオフィスに来ないのでほとんど私がが一人で学校の教室の大きさの部屋でひっそりと仕事しています。(この建物は学校なのので、部屋の一つ一つが教室の大きさです)
窓からは、ハイキングのトレイルがとなりにみえてのどかな山の景色が見えて割と一人の静かな時間を楽しんでいます。
今日はお隣のアダルトプログラムがおやすみらしくますます静かな1日で仕事も割と捗りました。私の今の仕事は、コロナにより学校が閉鎖中なため、全てリモートラーニング(日本語では遠隔教育だそうです。)
ウエップサイトを作成して、そのオンラインクラスに工作や他の課題をアップロードして、親御さんと一緒にその課題をこなしてもらい、あとほかにズームでサークルタイム(歌やお話の時間?)親御さんのためにいろいろなトピック、トイレトレーニング、問題行動や癇癪のこと、そして子供の集中力を高める環境造りの方法や、本当になんでもありなトピックの親御さんのためのズームミーティング。生徒はオンラインで私の他にスピーチセラピストや作業療法士のセラピーがズームであったりします。本当、私はあまりハイテクではないので、夏休みにいきなりウエッブサイトを作れと言われ本当に大変でした。今はなんでもわからなかったら、グーグルやYouTubeがあるので本当に便利な世の中ですね。でも私の質問はあまりにも初歩的でグーグルやYouTubeを探しても見つからないものが多々あり苦労しました。今も苦戦しています。がんばれ私!
親御さんは、ほどんどの方がコロナで自宅勤務または子供をシッターに預けての仕事に行かれたり。その上に子供の療育なんてさぞかし大変な思いをしていらっしゃるはずです。コロナで生活が苦しくなって大変なご家庭もたくさんあってその中でも皆さん頑張ってらっしゃってみなさんできるなりにいろいろ工夫されていて療育にも積極的な態度で望まれていて、本当に頭が上がりません。
アメリカって日本と比べてに貧富のさが激しく、私の生徒のバックグラウンドは、外の壁から家が見えないぐらい広い家に住んでいるの子供から山の中で小さなトレーラーの中に住んでいる子供やちょい訳ありの所(ここでは詳しく書けませんが)に住んでいる子供まで様々です。普通のプレスクール校に通う子供地達はそのご家庭の経済の具合によって親御さんが学校を選ぶのですが、私のの生徒達はみんな一緒、子供の発達のレベルでクラスが決まるのでになるので未就学児特殊教育師の私は、いろいろな人生経験もさせてもらっています。 それぞれのお財布事情によって子供の生活環境は違いますが、親御さんの取り組み方や工夫次第でだなーっていう事をコロナの真っ只中の今、目の当たりにしています。
薬の飲ませ方 その2
先日のブログで、メアリーバーベラ博士の薬の飲ませかたの記事について触れました。メアリー博士は、以前は看護師さんでいらして、息子さんが自閉症と診断されてからご自身でABAセラピーの勉強をされて博士号と行動アナリストの(BCBAーD)の資格を取得され、ご自身で言語行動アプローチ(Verbal Behavior Approach)という手法で自閉症の子供たちとそのご家族のために本を出版されたり、ワークショップや講義をされています。
私は、よくこのメアリー博士のポッドキャストを通勤の車の中で聞いています。
メアリー博士によると、ジュースなどに飲み薬(粉薬や錠剤)を子供に与えるのは、そのジュースを飲み始めてから終わるまでの時間が随分経ってしまうことや、粉薬や錠剤を砕いたものをジュースに溶かしても時間が経つにつれて、コップの底の方に沈んでしまうことなどで薬の効果の減退を指摘されています。メアリー博士はABAセラピーを使い子供に飲み薬(錠剤)を飲ませる方法も指導されています。
ABAセラピーは目標の行動ができるように、リインフォーサー(日本語では強化子だそうです)を使い、少しづづ計画的に指導をするので、本当にこんなことまででセラピーで教えられるんだと感心します。メアリー博士の考案された薬を飲むトレーニングは、お米を一粒飲み込むことを教える事から始まります。
まあどうにもならなくってチョコレートミルクに混ぜて、薬を子供に飲ませている私は、あーまたやってしまったと、ごめん息子という感じです。
今日の最後まで読んで下さってありがとうございます。ABAセラピーや療育の事何か他のトピックで興味のあることがありましたら、どうぞメッセージくださいね。